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2018年07月08日

Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

久々にエアガンを買った。Rare Arms SR762 Shell Ejecting GBBRが今日のお題

Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

レアアームズのSR25シリーズの新作で、URX3.1、リトラクトストック、アンビレシ-バー装備のSR25 ECCタイプになる。
CO2作動のライブカートガスブローバックライフル。国内ではUFCが代理店で今回入手したのはその日本仕様バージョン(デチューン済み)

マガジンも20連のロングタイプが付属する。
お値段コミコミ18万円也。カスタムして累計数十万ということはあっても本体だけで15万超えというのは初めて買ったかもしれない。
だけど良いんです。拙者SR25 ECCにずっと憧れてきたSR25ECC憧れ太郎なので。
ECCの画像とか見て憧れても欲しくなるようなガスブロは売ってないという不遇の時代がついに終わりを告げたのだ
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)


ガス長物ARが市場に出回り始めたのはここ10年ほどのこと。
ラインナップは増えてきたが如何せんモノ不足なのがバトルライフル系列。
WEのM14は結構傑作だったし二本持っている。が、AR10はVFCがオールドスクールなMK11を、KWAがMEGA ARMSのMATENをやっと最近になって出したばかり。
一番好きなAR10はLMT MRP308なのだが、それと同じくらい好きなのがSR25 ECCまたはACC、またはぎりぎりEMC。(SF MATENとかも好きですが)
民間系のライフルはミリフォトを見ると多数のセットアップ例があり、とにかくカスタムの自由度が出るので好きなのだ。
そのECCが発売となればこれはもう10万超えてようが買うしかない。
Rare ArmsのSR25はカートの装填、排莢、モデルガン的な楽しみ方が出来ることで超リアルだと言われる。
が、個人的にはエアソフトガンのリアルさを考えるときファンクションの部分はさほど重視していない。
というか、ファンクションと構造のリアルさが伴わなければリアルとは言えないと思っている。
他方ガワのフィーリングを再現したいとなると実パーツとの互換性(リアルサイズ)や素材、仕上げのほうにウェイトが寄ってくる
突き詰めればトイガンは(一切ギミックなどなくとも)無可動実銃にリアルさでは勝てない。
そういう意味ではRare arms SR25は内部構造のデフォルメも少なくなく、その構造ゆえに実物パーツの互換性も乏しいために決してリアリスティック路線ではない。よってリアル派にとっては「買わない理由探し」をすればいくらでもできる。
それを補えるアクションの面白さと作りの良さ、市場における唯一無二性があるから買ったわけだが、今後構造的にもサイズ的にもリアルなガスブロAR10が充実してくれると嬉しい。

Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

前置きが長くなったが本体。
パッと見、悪くない。いや、結構いい。
が、いきなり気になった点が一つ。レシーバーのスチールパーツのパーカーが明るめ。
セレクターやマグキャッチ、ボルトキャッチ辺りは実物も結構明るい色してる個体があるので許容範囲だが・・・
このダストカバーの色だけはいただけない。実銃は真っ黒なのに。これはダメです。ダメ。締まりがない。↓
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

気になる。気になるなあ。こうなるともう気になって夜も眠れない。
「あのさぁ。こんなダストカバーの色の銃、コスタが持ってくれると思うの?やり直し!」

Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)


と、心の富野由悠季を抑えられなくなった私は15万のエアガンをさっそく分解&塗装を敢行。
気に入らなかったら手を動かすか金を出すべし、それが趣味の世界である。
途中はすっ飛ばして完成図。(BGM フォースのテーマ♪)

Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

初めからこういう色で作ってくださいよ。ポート側から見たときの締まりが全然違うわ。
ダストカバーを塗るためにはアッパーレシーバーのほぼ全分解が必要だった。
お色はインディブラックスチール。カバー開けっぱなしにすればそうそう塗装も剥げないでしょうたぶん。
全分解の詳細は省くが、いくつか特記事項をピックアップすると

・アウターバレルは一応アルミ一本モノ
・旧URXレンチが(本来)必要だが、ベルトレンチ×2と知恵があればなんとかなる
・ガスチューブが途中で途切れた二本分割仕様。安全対策か

いきなりダメ出しから入ってしまったが解決したので話を戻す。
レシーバーの質感はVFCの鍛造CNCレシーバーを想起させる。質感も加工精度も上等な方だと思う。
バジャーのガチなマウントと組み合わせても質感に違和感がない。
ハイエンド寄りの実物パーツほどではないが表面はキメが細かく、ツヤ感も安っぽくはない

うーん、なんとも芸術的かつ犯罪的な絵面だが合法だ
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

まあCO2のガスルートが本体側にある関係で若干レシーバーのディテールは甘いかもしれない。が、重箱の隅をつつくレベルの話だ。
全体的なプロポーションも結構悪くないようだ。

Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

アッパーレシーバーはレール幅も問題なく、レールの規格にシビアなARMS、KDG、Badgerあたりのマウントも全く問題なく乗る。ちゃんとピカティニーしている。
刻印のパターンは概ね実物通りだが、ポート側の刻印二段目「SR25」の字がない。(これより以前のRarearms SR25には入っていた)
大人の事情か?
実銃には存在しないフルオート刻印もあり、セレクターストッパーの形も違う。
今回のECCからフルオートが追加されたのは楽しくて結構なのだが、セレクター部に刻印はせず、隠しモード的な感じにしてくれた方がよかったかも。


SR25にはフルオートがない
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)
https://www.recoilweb.com/recoiltv-full-auto-friday-full-auto-knights-armament-7-62-nato-138141.html

SR25なので狙撃銃としても使用できるが、ECC(エンハンスドコンバットカービン)と言うからにはCQBを想定したセットアップでもバッチリ似合う。
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)
(買ってて良かった7.62mmインサート)

この巨大なメカメカしいレシーバー、よだれが出そう。AR15レシーバーが小さく見えちゃうね。
もうタイタスビルには足を向けて寝られないです
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

ハンドガードはまあまあ普通の黒アルマイトだが、ペナペナしたVFCのハンドガード(KACタイプのRAS系全般)よりは良い。
が、本物と似ているかと言われると、KAC実物の粉を吹いたようなグレーっぽいアルマイトとは違う。
傷は結構つきやすい。
そしてこれには大きな難点が一つ。トップのレール幅が狂っている。太い。およそほとんどのQDマウントが付かない。(Larueは調整できるのでギリギリ付いた)

Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

不幸中の幸いかボトムはやや細め、サイドレールはやや太め。サイドとボトムは実用問題ないレベルだが、困った。
アッパーの規格はまともだったことを考えると、ピカティニーの規格自体をメーカーとして把握してないというわけではないはずだが・・・
このままではPVS22もDBALも付かないのでちょっと考えなければ。



グリップは電動ガン並みに太い。
これはCO2ボンベを格納するので致し方ないが、グリップ交換が出来ない。
メーカーの方でA2タイプ以外のグリップ作ってくれんかな
A2グリップに合わせるなら、ストックはやっぱクレーンかなあ

ボルトは磁石がくっつくが、ステンレスに見える。アルミの安っぽいシルバーじゃない。
欲を言えばもう少しつやを抑えてもらった方が実物っぽいかも。
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

犯罪的にかっこいいボルトヘッド部分はアルミ製でかなりしっかりした表面処理。エキストラクターはスチール。そこそこ強度はありそう。
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

大質量のスチールボルト&かなり強いテンションのリターンスプリングでチャージングハンドルの引きはめちゃ重い。
エキストラクターにリムをしっかり噛みこませる為にチャーハンはパッと離しましょう。
アンビボルトリリースもライブ稼働する。巨大なボルトが右人差し指一つでガショーン!と前身するのは結構感動的。これでこそECCですよ。
マガジンにカートを入れて装填すれば、手動でエジェクトも可能。
で、実はまだガス入れて撃ってないのだが(まあそもそもあんまり撃つ気ないし)、このリターンスプリングの激重さとボルトの重さ、デチューン済みとはいえCO2ソースであることを考えるとかなり期待できそう。
マガジンには308の撃ちガラは装填できるが、チャンバーには入らない設計。たぶんリムの大きさも違うのでボルトヘッドにも合わないだろう。
アルミのカートはよく飛ぶが、音は真鍮製が最高なので、排莢遊び用の真鍮カートとか作ってくれないかな

くっついてきたストックやサイトはは一山いくらの中華から引っ張ってきたような安っぽい物なので、とっとと変更してしまいたい。
私も調べるまで知らなかったのだがバッファーチューブはAR15と共用。(バッファーは共用不可)
UBRとかPRSとかも使えるっぽい。
目下のところスタンダードにLMTか、ACS辺りにしようかなと。

Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

マズルデバイスはRare arms製のMAMSに交換済み。溶接痕が良い感じ。
エッジもキチンと処理されていて、ディンプル部分や穴あけ後の処理も綺麗だ。標準的な中華パーツのワンランク上という感じ
が、本体側のハイダーネジは前代未聞の19mm正ネジ。これには弱った。
実ハイダーはおろか通常の14mm規格のハイダーに交換できず、Rare arms側がQDCサプレッサーとかを出してくれない限り、サプレッサーが取り付け出来ないのだ。
早くQDCサプ出して・・・
もしくはどうせならディンプル入りバレルをワンオフするという手もあるか・・・7075でも10万くらいで行ける気がする

まあいろいろ書いたが初ガスブロECCには感無量だ。
控えめに言って最高。
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

おまけ
IR照射実験を行うと何故かアッパーだけNIR加工されたようになっていた
見た目ロアとアッパーで違わないのになあ。アッパーはXR25のときの在庫を使いまわしてる(製造ロットが違う)からかしら?
Rare Arms SR762 (ライブカートガスブローバック)

今日の一曲
「「「カーベイラ!」」」





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Posted by 古屋  at 19:41 │Comments(0)カービン狙撃銃

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