CATEGORY:夜眼鏡
2019年12月04日
ACT in Black DTNVG (Photonis White Phosphor)
ACT in Black DTNVG

ACTはルクセンブルグのNVメーカーで、DTNVG(Dual Tube Night Vision Goggle)はACTオリジナルの双眼NVG。
ツイッターのフォロワーさんから譲り受けたもの。ありがとうございました。
ボディは繊維補強ポリカーボネート製で軽量。(565グラム)
バッテリーはCR123Aで、バッテリーライフは30時間。レンズ類はPVS14互換で整備性が高い。

デュアルチューブのチューブ懸架スタイルには大きく分けてANVIS、MOD3、Sentinel等の中央のブリッジにチューブが二つ水平に繋がったタイプと、BNVD、PVS15、PVS31、BNVS15等チューブがピボット回転する方式が存在するがこちらは後者。
可動域の関係で強度的には(しっかりと地上用に補強された)前者のタイプに劣るが、チューブの開脚によってフリップアップ時の重心を頭側に引き寄せたり、片目をフリップアップして単眼モードで運用する(この利点は馬鹿にならない)等のメリットが得られる。狭い室内とかでNVを小さくたためるので引っ掛かり防止になる。

特にDTNVGのバッテリーコンパートメントは可能な限り下部に出っ張らないようにデザインされていて、チューブを跳ね上げたときにあまり視線中央を邪魔しないようになっている。(BNVDは結構気になったのでうれしいところ)
ただバッテリーキャップを突き当たるまで締めこまないと起動しないので、正直そこはちょっと不便かもしれない。たぶん適当に締めることによる接触不良や防水性の低下に対するフェイルセーフなんだろうけど


便利な機能としては片目を跳ね上げて単眼モードで使用するときに使わない管の電源を自動的にオフにしてくれる。

これはヘルメットや後方に管の明かりが漏れるのを防ぐ。
また、アームのフリップアップダウンによる自動オンオフ機能もあり、これは加速度センサーを使った少し凝った物。
単純な角度変更だけでは作動しないので、ヘッドマウント時の誤作動を減らせる。(ただし手持ち状態でブラブラしてたら頻繁に誤作動する)
ちなみに自分で開けて確認する勇気はないが、本体後部のパネルを外すと、この加速度計やらなにやらをプログラムするための5ピンコネクタが鎮座しているらしい。
やはりね、海外タクトレ勢が使ってるようなNVハウジングが好きなんですよ僕はね。

肝心のチューブはフランス企業フォトニス製。
最新バージョンである4G系の商用グレード管「Echo(4GはINTENCEスペック基準を指す名称なのでコマーシャルグレードのEchoは厳密には4Gではないが)」。FOMが1600-1800に制限されていて、すなわち下はOmni6&8、上はOmni7の最低要求FOMとだいたい同じ。
でもSN比はミニマム23なので最低25のOmni6&8と比べるとやはり少し低い基準。
なおこの4G系チューブ・・・少なくともGen3技術ではないのだが、フォトカソードの材質が公開されていないのでGen2に分類すべきなのかも判然としない新種。
今回入手したのは今ブームのWP(ホワイトフォスファー、白色蛍光管)チューブ。
興味はかなりあったのでいい機会と見て買ってしまった。
都市の反射光が多い地域や月が出ているの夜等十分な明かりがある環境ではGen3 Omni7チューブとそん色ない。
歪みもなく、ゲインも解像度も申し分ない。
下はITT Omni7との比較。夜20時の夜空。どちらも星はあまり見えないが、同じ時間にだいたい同じ方向を向けて撮ったので被写体の明るさは一緒


まあこれはとても今風な感じで、良いんじゃないでしょうか。僕はグリーンも好きですが
正直なところ、十分なゲイン、分解能を発揮できる比較的明るい環境下にあっても好みの問題に感じた。
フォトニス4G系の嬉しい特徴としてGen3では観測できない900nm以上の波長を見ることが出来るOOB(Out ob band)に対応していることがあり・・・それはこういうアプリケーションを利用できる事を意味していてGen3に対するちょっとした不公平な優位性を持っているわけなのだが、結局買えないから意味ないじゃんという話(レーザーダイオード組んで自作すればワンチャンある)

http://www.bemeyers-mawl.us/mawl-clad.html
こちらはGen3とのブラックスポットターゲットでの比較。
3つの光条件下で露出を固定してなるべく正確な比較ができるようにした。
第一グループはだいたい街灯のある田舎くらいの明るさ。Echoの周辺解像度が高いが、まだ優劣はつかない。


第二グループはもっと暗くして比較。露出を再設定するにあたってホワイトバランスも変わってしまったので色見が変わってしまった。
Echoはちょっと暗くなってきた。Gen3はまだまだいける


第三グループは完全に締め切った部屋で撮影。明かりは遮光カーテンからごくわずかに漏れる外光と携帯のディスプレイ光(最低輝度)のみ。
さすがにEchoはゲインが足りずしんどいが、写真で撮ったよりはまともな像を映している。
iphone7の低照度撮影能力が同世代のスマホと比べ結構低いので、ゲインが下がるほどカメラのノイズが多く乗ってくるし、0.1(米国基準)の良好なEBIがあってもカメラが像を拾い切れないのである
Omni7は明るいがシンチレーションが多め


明るく街灯が当たっている場所などをGen3チューブで見るとその部分の解像度が大幅に低下する(NVで自販機を直視してみよう)が、Echoチューブはハローが小さくハイライト部分の解像度の低下もなく、
ブルーミングもあまり起こらず、(使用時間がまだまだ少ないせいかもしれないが)明るいライトやレーザー、満月を直視しても焼き付かない。
Photonis 4G系では環境に応じてオートゲートの周波数ががっつり変わり、暗所から明所に移動すると耳でわかるほどモスキート音の音程が下がり、カメラや肉眼で捉えられるほどシャッタリング間隔が広がる(動画の2:11からの画面のちらつきがそう)。
これも米国管ではあまり見られない特性で、焼き付きにくさに寄与していると思う。
総じてめっちゃ暗い場所でも使えなくはないが、それよりは周辺解像度の高さも相まって屋外の散策や開けたフィールドでのタクトレ、サバゲなどで使い勝手が非常にいいと思った。(下の写真は譲っていただいた方から)

Echoとはコスパを買う管であって、遊び方を分かって使う分にはいいと思う。
一番気に入ってるのは値段だ。
ACTはルクセンブルグのNVメーカーで、DTNVG(Dual Tube Night Vision Goggle)はACTオリジナルの双眼NVG。
ツイッターのフォロワーさんから譲り受けたもの。ありがとうございました。
ボディは繊維補強ポリカーボネート製で軽量。(565グラム)
バッテリーはCR123Aで、バッテリーライフは30時間。レンズ類はPVS14互換で整備性が高い。
デュアルチューブのチューブ懸架スタイルには大きく分けてANVIS、MOD3、Sentinel等の中央のブリッジにチューブが二つ水平に繋がったタイプと、BNVD、PVS15、PVS31、BNVS15等チューブがピボット回転する方式が存在するがこちらは後者。
可動域の関係で強度的には(しっかりと地上用に補強された)前者のタイプに劣るが、チューブの開脚によってフリップアップ時の重心を頭側に引き寄せたり、片目をフリップアップして単眼モードで運用する(この利点は馬鹿にならない)等のメリットが得られる。狭い室内とかでNVを小さくたためるので引っ掛かり防止になる。

特にDTNVGのバッテリーコンパートメントは可能な限り下部に出っ張らないようにデザインされていて、チューブを跳ね上げたときにあまり視線中央を邪魔しないようになっている。(BNVDは結構気になったのでうれしいところ)
ただバッテリーキャップを突き当たるまで締めこまないと起動しないので、正直そこはちょっと不便かもしれない。たぶん適当に締めることによる接触不良や防水性の低下に対するフェイルセーフなんだろうけど


便利な機能としては片目を跳ね上げて単眼モードで使用するときに使わない管の電源を自動的にオフにしてくれる。
これはヘルメットや後方に管の明かりが漏れるのを防ぐ。
また、アームのフリップアップダウンによる自動オンオフ機能もあり、これは加速度センサーを使った少し凝った物。
単純な角度変更だけでは作動しないので、ヘッドマウント時の誤作動を減らせる。(ただし手持ち状態でブラブラしてたら頻繁に誤作動する)
ちなみに自分で開けて確認する勇気はないが、本体後部のパネルを外すと、この加速度計やらなにやらをプログラムするための5ピンコネクタが鎮座しているらしい。
やはりね、海外タクトレ勢が使ってるようなNVハウジングが好きなんですよ僕はね。
肝心のチューブはフランス企業フォトニス製。
最新バージョンである4G系の商用グレード管「Echo(4GはINTENCEスペック基準を指す名称なのでコマーシャルグレードのEchoは厳密には4Gではないが)」。FOMが1600-1800に制限されていて、すなわち下はOmni6&8、上はOmni7の最低要求FOMとだいたい同じ。
でもSN比はミニマム23なので最低25のOmni6&8と比べるとやはり少し低い基準。
なおこの4G系チューブ・・・少なくともGen3技術ではないのだが、フォトカソードの材質が公開されていないのでGen2に分類すべきなのかも判然としない新種。
今回入手したのは今ブームのWP(ホワイトフォスファー、白色蛍光管)チューブ。
興味はかなりあったのでいい機会と見て買ってしまった。
都市の反射光が多い地域や月が出ているの夜等十分な明かりがある環境ではGen3 Omni7チューブとそん色ない。
歪みもなく、ゲインも解像度も申し分ない。
下はITT Omni7との比較。夜20時の夜空。どちらも星はあまり見えないが、同じ時間にだいたい同じ方向を向けて撮ったので被写体の明るさは一緒


まあこれはとても今風な感じで、良いんじゃないでしょうか。僕はグリーンも好きですが
正直なところ、十分なゲイン、分解能を発揮できる比較的明るい環境下にあっても好みの問題に感じた。
フォトニス4G系の嬉しい特徴としてGen3では観測できない900nm以上の波長を見ることが出来るOOB(Out ob band)に対応していることがあり・・・それはこういうアプリケーションを利用できる事を意味していてGen3に対するちょっとした不公平な優位性を持っているわけなのだが、結局買えないから意味ないじゃんという話(レーザーダイオード組んで自作すればワンチャンある)

http://www.bemeyers-mawl.us/mawl-clad.html
こちらはGen3とのブラックスポットターゲットでの比較。
3つの光条件下で露出を固定してなるべく正確な比較ができるようにした。
第一グループはだいたい街灯のある田舎くらいの明るさ。Echoの周辺解像度が高いが、まだ優劣はつかない。


第二グループはもっと暗くして比較。露出を再設定するにあたってホワイトバランスも変わってしまったので色見が変わってしまった。
Echoはちょっと暗くなってきた。Gen3はまだまだいける


第三グループは完全に締め切った部屋で撮影。明かりは遮光カーテンからごくわずかに漏れる外光と携帯のディスプレイ光(最低輝度)のみ。
さすがにEchoはゲインが足りずしんどいが、写真で撮ったよりはまともな像を映している。
iphone7の低照度撮影能力が同世代のスマホと比べ結構低いので、ゲインが下がるほどカメラのノイズが多く乗ってくるし、0.1(米国基準)の良好なEBIがあってもカメラが像を拾い切れないのである
Omni7は明るいがシンチレーションが多め


明るく街灯が当たっている場所などをGen3チューブで見るとその部分の解像度が大幅に低下する(NVで自販機を直視してみよう)が、Echoチューブはハローが小さくハイライト部分の解像度の低下もなく、
ブルーミングもあまり起こらず、(使用時間がまだまだ少ないせいかもしれないが)明るいライトやレーザー、満月を直視しても焼き付かない。
Photonis 4G系では環境に応じてオートゲートの周波数ががっつり変わり、暗所から明所に移動すると耳でわかるほどモスキート音の音程が下がり、カメラや肉眼で捉えられるほどシャッタリング間隔が広がる(動画の2:11からの画面のちらつきがそう)。
これも米国管ではあまり見られない特性で、焼き付きにくさに寄与していると思う。
総じてめっちゃ暗い場所でも使えなくはないが、それよりは周辺解像度の高さも相まって屋外の散策や開けたフィールドでのタクトレ、サバゲなどで使い勝手が非常にいいと思った。(下の写真は譲っていただいた方から)
Echoとはコスパを買う管であって、遊び方を分かって使う分にはいいと思う。
一番気に入ってるのは値段だ。
AB-Night Vision MOD-3 Bravo
ホワイトフォスファーVSグリーンフォスファー
FLIR AN/PVS27 MUNS(Mugnum Universal Night Sight)
PVS-22 Universal Night Sight(UNS)
ナイトビジョン用アイリス絞り
ACT in black ナイトビジョンアンバーフィルター
ホワイトフォスファーVSグリーンフォスファー
FLIR AN/PVS27 MUNS(Mugnum Universal Night Sight)
PVS-22 Universal Night Sight(UNS)
ナイトビジョン用アイリス絞り
ACT in black ナイトビジョンアンバーフィルター
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