CATEGORY:夜眼鏡
2018年04月29日
ナイトビジョン用アイリス絞り
ナイトビジョン用の便利アイテム
対物レンズに取り付けるアイリス(虹彩)絞り
元はカメラで使用されるアクセサリで、入ってくる光量を無段階に調整し被写界深度を可変するための物。
平たく言えば絞れば暗くなるがピントの合う範囲が広がる。
ナイトビジョンの対物レンズというのは暗闇で使うためにF1.2と明るいレンズを用いている。
そのため被写界深度は浅い。
車両運転時の計器が見えないのはもちろんCQBでもピントの合いづらい範囲が出てくる。
トレードオフはあるものの十分な光量のある条件下であればナイトビジョンの使い勝手は向上する
または、疑似的なマニュアルゲインコントロールとしても使用できる。
更にフリップキャップにクローズアップレンズが仕込まれていてそれを使用すれば遠景を見ていても瞬時に手元の範囲にピントを合わせることが可能。
更に更にその奥には透明な対物レンズの保護レンズまで仕込まれている至れり尽くせりの内容。
下は絞り不使用時
手前の電柱がピンボケしている。
絞り使用時
背景にも電柱にもピントが合っている。(視野はさすがに狭くなる)
これはツイッターでフォローさせていただいている方に製作していただいたのだが、
高精度なアイリス絞りとクローズアップレンズを調達し、それをバトラーキャップに綺麗に仕込むという手のかかる貴重な品。
ナイトビジョン用アイリス絞りユニットや、クローズアップフリップキャップ自体は、"MATBOCK Tarsier Eclipse"や”NVG リフォーカスレンズ”などのメーカー品が販売されているが、
アイリス絞りのエクリプスはお値段びっくり、中古で5万円(アメリカでも一個225ドル)
リフォーカスレンズは国内相場中古で2万円
その二つの機能を併せ持ち、さらにサクリファイシャルウィンドウ(対物保護レンズ)の機能を持たせたこれの頒布価格は1セット5800円(材料調達の面で多少時価だと思うけど)
驚異のコスパ・・・とても楽しく遊ばせてもらってます。
個人的には原価原価と煩い輩(そもそも原価と原材料費の違いも分かっていないことが多い)が大嫌いなので、こういう素晴らしいアイデアに対して材料費と多少の手間賃だけというのでは悪い気がしてしまう・・・よって届いて見分したところ1.5万円~2万円出しても惜しくはないなと思った。
ただ難点を言うならクローズアップレンズを畳んだ収納状態では少しNVの全長が延びてしまうことと、
キャップの跳ね上げ可能角度の問題でクローズアップレンズキャップを開けたとき全体として少々かさばる。
・・・もちろん非常に些末な点ではあるし商品として素晴らしいのは言うまでもない。
今月末には夜戦もあるので楽しみだ―
デザートユニオン 接待夜戦2018 5月26日
http://twipla.jp/events/309546
今日の一曲
ACT in Black DTNVG (Photonis White Phosphor)
AB-Night Vision MOD-3 Bravo
ホワイトフォスファーVSグリーンフォスファー
FLIR AN/PVS27 MUNS(Mugnum Universal Night Sight)
PVS-22 Universal Night Sight(UNS)
ACT in black ナイトビジョンアンバーフィルター
AB-Night Vision MOD-3 Bravo
ホワイトフォスファーVSグリーンフォスファー
FLIR AN/PVS27 MUNS(Mugnum Universal Night Sight)
PVS-22 Universal Night Sight(UNS)
ACT in black ナイトビジョンアンバーフィルター
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。