CATEGORY:夜眼鏡
2018年01月28日
Night Vision Depot BNVD (night vision binocular device)
もうすぐドナドナされてしまうので、記録に残す意味でレビューしておく

Night vision Depot BNVD
第三世代双眼式暗視装置。
デュアルチューブなので像は当然ながら3Dとして立体視できる。
距離感を掴みやすいのはもちろん、両目で見るのでLp/m以上の分解能を感じることができる。
まあ、双眼を一回経験するともう単眼や疑似双眼には戻れません
15や31といった軍用系双眼と比べて知名度は低めだけど、機能としては軍用品と何ら変わらない。
民間インストラクター、タクトレ界隈等で使用例が多い。






PVS15等と同じ双眼型ナイトビジョンゴーグルで双眼NVGのなかでも重量571グラムと軽量。
バッテリーは1AA。IRイルミネーターを装備。

デルリンを機械加工してボディを削り出してある。
双眼型NVは可動部分が多いことから剛性、耐久性が問題になる場合がある。
昔一度双眼にあこがれてANVISに手を出したことがあったが、ヘリパイ用のため強度は最小限のものであり、チューブ部分は生まれたての小鹿の足腰のようにグラグラな上に見るからに華奢なブリッジに長いネジ一本で固定されている有様。
ANVISも陸軍の一部地上部隊では使われているのだが、それはヘリパイ部隊から流用出来るからという予算上の都合である。(それに天下の米軍では壊れたら取り換えればいいのだから)

ぶつけたり落としたりしたら即座に破損するのは目に見えていたし壊さずに運用する自信もないので、泣きながら14を買い戻した。
有名なGPNVG18も、同じ4眼のANVIS10(PNVG)と違って地上要員用に頑丈に作られているから”Ground” PNVGなのだ
実際、海外ではANVISのハウジングが破損している例も多く、Adams製のSentinelも元はと言えばANVISを頑丈にアップグレードするために作られたハウジングだ。

その点、BNVDは持った感じは堅牢そのもので戦車のごとき安心感があり、買ったときは、「ああ、一生モンだな~」と喜んだものです。
石膏ボードの壁くらいならブン投げても壊れないだろう(投げるな)
ドナドナされる今、思い出されるのはBNVD君との蜜月。
娘を嫁に出す父の気持ちというか、次のオーナーにも大切にされてほしい・・・というわけでヤフオクになど出す気になれず、放出先は顔の見える知人に限定した。
これを引き渡した後、デュアルPVS14が正式に私のものになる

チューブはANVISやPVS15と同じMX10160タイプ(第三世代)を二本使用する。これはOmni5相当。
電極がオンボード電源のある中心部分から伸びている。
マウントはWilcox製のものが標準で付属
特徴的な機能として開脚機能がある。


PVS31やDTNVGでも同様の機能があるが、BNVDの方がアイデアとしては10年以上先発である。
これによって両目を跳ね上げて閉所での引っ掛かりを無くす、フリップアップ時に開脚して重心を首側に寄せる、片目だけ跳ね上げて単眼モードで使用する等出来る。
片目を暗闇に慣らしておけるというのが単眼モードの長所でもあり、開脚は無いよりはあった方が断然良い機能だ




もう一つ大きなメリットとして補修パーツの入手性がある。
対物レンズ、接眼レンズ、スイッチ、バッテリーキャップ、パージスクリューなどは専用品ではなくPVS14やPVS7、PVS15のものが使用できる。
特にレンズ周りや折れやすいスイッチなどは14互換なので入手性が良い。

末永く大事に使われて行ってほしいなあ・・・

Night vision Depot BNVD
第三世代双眼式暗視装置。
デュアルチューブなので像は当然ながら3Dとして立体視できる。
距離感を掴みやすいのはもちろん、両目で見るのでLp/m以上の分解能を感じることができる。
まあ、双眼を一回経験するともう単眼や疑似双眼には戻れません
15や31といった軍用系双眼と比べて知名度は低めだけど、機能としては軍用品と何ら変わらない。
民間インストラクター、タクトレ界隈等で使用例が多い。
PVS15等と同じ双眼型ナイトビジョンゴーグルで双眼NVGのなかでも重量571グラムと軽量。
バッテリーは1AA。IRイルミネーターを装備。

デルリンを機械加工してボディを削り出してある。
双眼型NVは可動部分が多いことから剛性、耐久性が問題になる場合がある。
昔一度双眼にあこがれてANVISに手を出したことがあったが、ヘリパイ用のため強度は最小限のものであり、チューブ部分は生まれたての小鹿の足腰のようにグラグラな上に見るからに華奢なブリッジに長いネジ一本で固定されている有様。
ANVISも陸軍の一部地上部隊では使われているのだが、それはヘリパイ部隊から流用出来るからという予算上の都合である。(それに天下の米軍では壊れたら取り換えればいいのだから)
ぶつけたり落としたりしたら即座に破損するのは目に見えていたし壊さずに運用する自信もないので、泣きながら14を買い戻した。
有名なGPNVG18も、同じ4眼のANVIS10(PNVG)と違って地上要員用に頑丈に作られているから”Ground” PNVGなのだ
実際、海外ではANVISのハウジングが破損している例も多く、Adams製のSentinelも元はと言えばANVISを頑丈にアップグレードするために作られたハウジングだ。

その点、BNVDは持った感じは堅牢そのもので戦車のごとき安心感があり、買ったときは、「ああ、一生モンだな~」と喜んだものです。
石膏ボードの壁くらいならブン投げても壊れないだろう(投げるな)
ドナドナされる今、思い出されるのはBNVD君との蜜月。
娘を嫁に出す父の気持ちというか、次のオーナーにも大切にされてほしい・・・というわけでヤフオクになど出す気になれず、放出先は顔の見える知人に限定した。
これを引き渡した後、デュアルPVS14が正式に私のものになる

チューブはANVISやPVS15と同じMX10160タイプ(第三世代)を二本使用する。これはOmni5相当。
電極がオンボード電源のある中心部分から伸びている。
マウントはWilcox製のものが標準で付属
特徴的な機能として開脚機能がある。


PVS31やDTNVGでも同様の機能があるが、BNVDの方がアイデアとしては10年以上先発である。
これによって両目を跳ね上げて閉所での引っ掛かりを無くす、フリップアップ時に開脚して重心を首側に寄せる、片目だけ跳ね上げて単眼モードで使用する等出来る。
片目を暗闇に慣らしておけるというのが単眼モードの長所でもあり、開脚は無いよりはあった方が断然良い機能だ

もう一つ大きなメリットとして補修パーツの入手性がある。
対物レンズ、接眼レンズ、スイッチ、バッテリーキャップ、パージスクリューなどは専用品ではなくPVS14やPVS7、PVS15のものが使用できる。
特にレンズ周りや折れやすいスイッチなどは14互換なので入手性が良い。

末永く大事に使われて行ってほしいなあ・・・
ACT in Black DTNVG (Photonis White Phosphor)
AB-Night Vision MOD-3 Bravo
ホワイトフォスファーVSグリーンフォスファー
FLIR AN/PVS27 MUNS(Mugnum Universal Night Sight)
PVS-22 Universal Night Sight(UNS)
ナイトビジョン用アイリス絞り
AB-Night Vision MOD-3 Bravo
ホワイトフォスファーVSグリーンフォスファー
FLIR AN/PVS27 MUNS(Mugnum Universal Night Sight)
PVS-22 Universal Night Sight(UNS)
ナイトビジョン用アイリス絞り
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